『わらいのまち』
―この町に来れば、笑うことができる、幸せになれる、そんなまち―
「お笑いで町おこしを」
ここはとある田舎の寂れた町、渥美町。
旅館まつばらは町おこしに奮闘する人々で賑わっていた。
笑う宿には福来たる。
これは、そこで必死に生きている人達の、笑いと笑いと、少しの涙の物語。
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元町長である亡き父の夢を受け継いだ、まつばらの三男坊、
信雄は日々奮闘を続けていた。
そして努力の成果、町おこしの第一歩となるお笑いイベントが
開催されることとなった。 |
イベントを翌日に控えたある日、
国会議員がイベントを視察しに来るという知らせが!
いきなりの朗報に舞い上がり、
いっそう慌しくなる旅館まつばら。
しかしそれもつかの間、そこにもう一つの知らせが飛び込んできた… |
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「あの男が、帰ってきた…!」
まつばらが抱える問題児、長男富雄と、
旅館で起こる笑撃の嵐。
勘違いが勘違いを呼ぶドタバタコメディ!
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旅館まつばらと、このまちの行く末は…
「人は笑うと、幸せになれるんですか…」
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